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2019.10.05
『お家を守るダム』
Category:
突然ですが、最近急激に「ダム」にハマっています。
先日は、岐阜県の小里川(おりがわ)ダム、
大井ダム、阿木川ダムを見に。
そう、ダムを見るためだけに県外へ、、、。
こんにちは。イチノイエの今村です。
長野市民の方だと、
ちょっと前まで新聞を賑わせていた浅川ダム
新町に行く時横を通る、
小田切ダムなんかに
馴染みがあるのではないでしょうか?
ダムは分るけど、ダムって結局何?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
一言で「ダム」と言っても、いろんなダムがあります。
水害を防ぐためのもの、農業用水に使うためのもの、
発電をするためのものや、飲料水に使うためのもの。
複数の役割を兼ねているダムもあります。
日本は、梅雨や台風がありますし、
最近の異常気象で、近年水害が増えています。
お家づくりをはじめる時も、
川の近くは水害が心配だから、やめようかな~。
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、ダムの出番です。
私の住む家の近くには、割と大きめの川があります。
上流に裾花ダムがあり、よく放流をしているのですが。
なぜ今放流するのか分らないことが多々ありました。
ダムのことを知るまでは。
水害を防ぐ(洪水調整といいます)ダムは、
大雨が降った時、たくさん水を貯められるよう、
雨が降らない時に、溜った水を少しずつ下流に流し、
貯水量を減らして大雨に備えます。
大雨が降ると、ゲートを閉じて、
大量の雨水が一気に下流に行かないようにジッと水を貯めます。
そして、雨がやむと、貯めた水をまた少しずつ下流に流し、
次の雨に備えます。
そんなダムのお陰で、大きな川も決壊することなく
梅雨や台風に耐えるのです。
皆さんの暮らしを守ってくれているダム。
もともとは、造形が好きで惹かれていたのですが、
ダムの事を知れば知るほど、好きになっていきます。
ちょっと煩わしかった、裾花ダムの放流も、
最近は「がんばれ!」という気持ちで見守っています。
個人差はあるとは思いますが、
ダムがあると思うと、川の近くでも安心して
お家づくりができるかな~と
考えてしまうのは私だけでしょうか?
ちなみに最近のダムは、資料館が整えられていたり、
ダムカードをくれたり、ダムまつりがあったり、
イルミネーションがあったり、、、。
遊びに行くのも楽しいですよ。
秋の行楽に是非ダム見学はいかがでしょうか。
(見学ができないダムもあるので
ご注意ください)
のんちゃん
WRITER記事を書いているスタッフ
大工見習い
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